L175SムーヴのサスペンションをLA150Sのサスに交換してみた。


およそ一年前くらいにリアショックを交換してから、

ふわふわな乗り心地のムーヴをどうにかしたいと思い立ち色々考えた結果、

同じムーヴのモデルチェンジしたサスペンションを付けれないかという事を考えていた。



それからヤフオクとにらめっこする日々を過ごす。

狙うはLA100Sのサスセットのくたびれてないやつ。



そして約一年たち、念願の物を手に入れた。

しかし! LA100Sではなくて現行型のLA150Sのもの。(しかもRSグレード)

新しい方がいいんじゃないかという判断。





サス交換 (25)





なぜか車高調メーカーのBLITZの箱に入ってきた(笑)

たぶんサス交換してそのまま入れ替えたんだな。

走行距離不明なので安かったんだけど、状態がかなり綺麗なので

そこまでくたびれてないと思う。



実はネット上にもはっきりと流用できるという情報はなかった。

ただムーヴの基本的なプラットフォームは変わっていないという記述はあった。

現行のムーブは「D-サスペンション」といってなんか良いらしい。

ショックの画像を見る限りなんとか付きそうな感じ。


というわけでわずかに不安は感じながらの  いざ、交換作業!







サス交換1







初めての作業のため、ネットで下調べをして自分用のマニュアルを作りました。

これを作るのがまた面白いという。






サス交換 (24)





まずは事前準備としてフロントのワイパーカウルを外しましょう。

現在のワイパーの位置をテープで印をつけておく。

ワイパーを外したら左右のカバーとクリップ、エンジン奥側のナット3つを外す。

ウォッシャー液のホースを外すのが超硬かった。





サス交換 (23)





だいぶアッパーが見やすくなりました。

これでナットが回せます。

かなり硬く締められてました。

長めのレンチ推奨。





サス交換 (22)






タイヤが設置しているうちに一度、緩めておいて

また軽く止めておくと後で落下を防ぐことができます。






サス交換 (21)






そしたらジャッキアップしてウマ掛けてタイヤを外しますと

ストラットのロワーが見えました。 ここのボルトみんな外します。






サス交換 (20)







ナックルをパンタジャッキで軽く支えつつ、17mmのボルト2つを外します。

ホイールナットレンチ大活躍。

ジャッキでナックルを上下させるとボルトが抜きやすいです。

ABSのワイヤーとブレーキホースを止めてるボルトを外してよけておいたら

ジャッキを外してナックルを車前方向に倒し、アッパーナットを外してそーっと抜き取ります。







サス交換 (19)







上が新しいLA150SのRS用のストラットで、下が外したL175S用ストラットです。

新しい方が短いみたいね。







サス交換 (17)







測定してみると25mm程短くなっておりました。







サス交換 (16)
サス交換 (15)







LA150Sのストラットには左右の区別がある。

スタビのブラケットが付いてるからだね。

一瞬、どっちがLでRだ? と混乱したけど、ブラケットが車前方向にくるように

すればOK。






サス交換 (14)







スプリングにも印が入ってて、新しめの雰囲気が出てるね。

まぁなんとか入れ替えました。

ABSのワイヤーを止めるクリップを移植するのも忘れずに。

17mmのボルトは95.7N・mの規定トルクで締めます。


タイヤ付けてジャッキダウンしたらアッパーナットを 36.8N・mで本締めします。



これを左右で行う。

かなりしんどい。







サス交換 (13)






続いてリヤだけど、ジャッキアップの前にひと工夫しましょう。







サス交換 (12)





荷造り紐で適当にスプリングを縛っておきます。

車重で縮んでるうちに固定して伸びないようにするためです。


そしてジャッキアップしようとしたらアクシデント発生!  (しばし放心)

これについては後日。








サス交換 (9)






気を取り直してジャッキアップして、リアショック下にダブルジャッキをあてます。

光軸のリンクを外したらショック下部のボルトを緩め、外します。

ショック上部も緩めて外したら抜き取ります。


後はジャッキを下げていくとギリギリでスプリングが抜けました。

ブレーキホースに注意しないとなと思ってたけど忘れてた。

とりあえずスプリングコンプレッサーを使わずに済みました。







サス交換 (8)







上にラインが入ってるのがLA150S用ショックです。下のは前に換えたLA100S用。

なんかショックの筒が太くなってますね。形状の変化はあるようです。

アッパーのゴムブッシュが付いてなかったので移植します。







サス交換 (7)







リアスプリングはL175S用のを縮めたものと同じくらいの長さです。

確実に短くて硬いサスになるだろうね。

車高が問題にならなければいいけど。








サス交換 (4)







短いのでそのまますんなり入りました。 印が車両後ろ側です。

スプリングの端が下は合わせられたけど上はちょっと合わなかったような。

問題なければいいけど…。







サス交換 (6)







再びダブルジャッキでリアショックを取り付けて、光軸リンクを付けたら、

タイヤを付けてジャッキダウンした状態でロアのボルトを 85.9N・m で本締め。

アッパーナットは 17.6N・m だけどトルクレンチ使えないのでギュッと締めておく。







というわけでL175SムーヴにLA150Sムーヴのサスは付きました。

たぶん流用成功かな? 違和感は特にないです。

車高はちょっと下がりました。






サス交換 (11)
サス交換 (5)







だいたい平均で20mmくらい落ちていました。

最近のムーヴは純正でローダウンサスと言ってたと思うので

ある程度は覚悟していましたがね。








サス交換 (2)
サス交換 (3)







まあ、20mmくらいならそんなに弊害もないかも。



いや! このL175Sにはあったんだった。


実はこのモデルのムーヴはフロントのウインカーの位置が地上から35cm以上ないと、

車検を通らないのだった。(マイナーチェンジ前の初期型の場合)







サス交換 (1)1







なんとなくぱっと見は赤線の所を測ってしまいそうになるが、

元々のメーカー届出は37cmだったらしく、青線の所で見るのが基準らしい。


フロント左側はよく見ると2mm程足りない状況になってしまっている。

反対側は5mm高くなっているのでギリ大丈夫。



これは困った。 次の車検の時にはタイヤを新しくしなくてはならないかも。プラス5mm欲しい。





あと、肝心の乗り心地はというと…


もちろんかなり良い感じになりました!


路面が荒れていると少し強く突き上げがありますが、前よりもしっかりなっているので

車体がふらつかないし、カーブでは踏ん張るし、良いこと尽くめです。

やるね「D-サスペンション」。



これが純正ならではの違和感の無さ。このぐらいの変化がちょうど良い。

きっと耐久性もそこそこあるはず。




作業時間はというとざっと6時間くらいでしょうか。

楽しかったのであっという間だったけど体はボロボロに。

慣れないと時間食うね。 あと寒かった。


しばらく新しい乗り心地を楽しんでみよう。


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ムーヴのクーラーベルトの交換をする。


先日点検をしたファンベルトの内の一つ、クーラーベルトをDIYで交換してみました。

初めての作業になるけど、AUの正月のCMに励まされたのでトライしてみよう。











ファンベルト点検 (6)





ベルトの調整ボルトは一番手前まで来ており、張りの調整も困難な状況。

Vベルトの寿命って3~4年らしいしもう変え時だね。

では作業スペースの確保のためにフロントバンパーを外しましょう。




フロントバンパー取り外し手順 (初心者の方向けかな??) ←参考ページ

バンパーは全てクリップで固定されていて、手順がわかれば割とあっさり外すことができます。




クーラーベルト交換 (18)





バンパー上部のクリップ3個      (エーモン品番 1927)

ヘッドライト横のクリップ2個      (エーモン品番 1659) 




クーラーベルト交換 (17)




サイドの小さめのクリップ6個     (エーモン品番 1658) 





クーラーベルト交換 (16)





下から固定しているクリップ6個 (エーモン品番 1927)


あとナンバーの裏にあるクリップ1個(画像なし)などを、上部中央のクリップを一つ残して他は17個全部外します。






クーラーベルト交換 (13)




バンパーサイドの上部をゆっくり手前に引き出すとツメで固定されている部分が外れます。

そして、タイヤハウスのインナーカバーをめくるとフォグランプのコネクタが見えるので、下側の凸を押しながら引き抜いておきます。(左右とも行う)




最後に残しておいた上部のクリップを外して手前に引っ張るとバンパーが外れます。






クーラーベルト交換 (12)





傷がつかないように注意して、邪魔にならないとこに置いておきましょう。





クーラーベルト交換 (11)




そしてあらわになったエンジンルーム。なんか気恥ずかしい気がするのは自分だけ?。





クーラーベルト交換 (10)





だいぶクーラーのコンプレッサが見やすくなりました。 が、せっかくなのでもうちょい外します。





クーラーベルト交換 (9)





この手前のパーツはボルトで止まっているだけなんですぐに外せます。





エアコンベルト交換2




とりあえず現在の張りの強さを何となく確かめて感覚で覚えたら、

いよいよコンプレッサーの調整ボルト(12mm)を緩めます。

そしてコンプレッサー下部の固定ボルトを緩めますと、前後に動かせるようになるので

奥に押しながらVベルトを取り外します。





クーラーベルト交換 (4)





はい、無事に摘出成功。 プーリーの溝はウエスで軽く拭いてあげました。




クーラーベルト交換 (5)




Vベルトの下側は6mmくらいになっていました。





クーラーベルト交換 (6)





新しく装着するのが右のバンドーのVベルト  RAF K285  で、

ベルト下部は7mmくらいあります。


Vベルトは側面が削れていくと溝にだんだんと食い込んでいくので緩んでしまうんですね。

だから時々張り直しの必要があるみたいです。





エアコンベルト交換3





新しいベルトを付けたら、手前に張りながら調整ボルトを締めるんだけど、

とりあえずホイールナットレンチでやってみる。




クーラーベルト交換 (3)





が、なんか滑るのでうまくいかず。




クーラーベルト交換 (2)






そこで物置からバールを持ってきてやってみたら、まあまあやりやすかった。





クーラーベルト交換 (1)





上下の仮留めができたら、緩める前の張り具合を参考に確かめます。

いいかなということになれば上下ボルトの本締め ( 12mm - 19.1±3.8N・m)


張り具合についてはあまり強くなってしまうとプーリーを痛めてしまうそうなので、

ゴムが柔らかいことなどを勘案して気持ち緩めにしました。

もし鳴いたらちょっとずつ張りなおそう。



あとは外したフレームとバンパーを元通りに付けて終了です。

他の2本のファンベルトはあと8000㌔は使えるはずなので夏以降の交換になるでしょう。





ちなみに今回も便利グッズ(工具)が増えました。




SK11 soket_





SK11のノンスリップソケットセットです。

主に緩め作業の際にスリップしにくくなっているらしく、価格も普通のソケットよりわずかに高いですが

その部分はいつか役に立つはず。


これはそこそこちゃんとした作りで、安物のダイソーのソケットではトルクを掛けるのが不安なので

こちらをメインに使っていきましょう。




ムーヴのファンベルトの点検をやってみた。



寒い季節になってエンジンルームからベルトの鳴く音が聞こえてきた我がムーブ号。

前回交換したのは約3年前。

ただし距離でいうと27000km とそこまで走ってるわけではないんですけどね。


試しにアイドリング中にクレのラバープロテクタントをベルトに軽くスプレーしてみると

鳴きが治まりました。




ファンベルト点検 (5)





画像中央に見えるベルトが鳴きの犯人です。 クーラーベルトですね。


(ちなみに昔のFRエンジンではラジエーターファン等を回すベルトをファンベルトと
呼んでいた名残から、補機ベルトのことをファンベルトと通称で呼ぶようです。)




このクーラーベルトに使われているVベルトはVリブドベルトよりもプーリーとの

接触面積が少なくて鳴きも発生しやすいらしい。

といっても思い起こせば昨年の冬場にもたまに鳴っていたことを思い出したので

車をスロープに乗せて下からも確認しました。





ファンベルト点検 (3)




磨耗して張りが弱くなったりゴムの経年劣化が起こると滑りやすくなって鳴きが出る

ということみたいですが、

張りのほうは音が出ていないVリブドデルトよりも強いかなと感じるくらいしっかりしていたので、

ヒビまでは出ていなかったけれど経年劣化で柔軟性が足りなくなっているのかもしれない

ってのはあるかもしれないですね。





とりあえず、L175Sの前期型であるウチのムーヴには

・オルタネータベルト (Vリブドベルト 4PK745) 

・パワステベルト   (Vリブドベルト 3PK485)

・クーラーベルト    (Vベルト PT285)


の三本のベルトが使われていました。






ファンベルト点検 (2)



オルタネーターとウォーターポンプを同時に回すオルタネーターベルトがこちら↑。

一番長くて幅も広いです。





ファンベルト点検 (1)




そのウォーターポンプからまた別に繋がってパワステポンプを回しているのが

このパワステベルト。




いずれも三ツ星のEPDMゴムのベルトが使われていました。

これは近所の修理工場さんで換えてもらったものです。



ネット調べではEPDMゴムのベルトの交換推奨時期は35000キロだそうです。


できればクーラーベルトもいれて3本同時に換えたいところ。




ただちょっと気になるのが

① 自分がVベルトの適正な張りをよくわかっていないこと

② クーラーコンプレッサーのプーリーにわずかに錆がみられること

の2点があり、特に②に関して





ファンベルト点検 (4)





かなり見えづらいけどプーリーの内側の側面にうっすらと茶色いサビが出ています。


これがまぁ大丈夫なのか これが原因でVベルトの鳴きが出ているのか。

素人には判断がきつい所。




ちなみにネット通販でベルト類を購入すると、修理工場などでの6~7割の価格で

買うことができます。


その場合はもちろん自分で交換ということになるので、入念に下調べしないと

いけないですね。


しばらくはラバープロテクタントで様子をみて、それでもだめなら交換に

挑戦してみるのもいいかも。



セブンのクリスマスケーキを食す聖夜


うちのかわいい奥さんが毎年この時期になると

ちょっと目つきが変わってくるのですが




けーき (3)





セブンイレブンのクリスマスケーキを買ってきてくれました。

かまくらみたいなやつです。






けーき (1)







セブンなんてどこにでもあるじゃんと思われるかもしれませんが

ちょっと違っていて






けーき (2)






定価 2.500円 のものが 消費期限近くになってなんと半額の 1.250円 !! 



けっこう美味しくて、中に甘ーいイチゴとムースも入っていて

普通のショートケーキなどよりリッチな感じ。



なかなか半額になっているものが無くて奥さんは二時間近くも車で探し回り、

9件目のセブンにてやっと巡り会えたとのことです。



「半額を見つけた時の快感と優越感」

だそうです。



セブンのエリアマネージャーばりに頑張って巡って買ってきてくれた

奥さんに感謝しながらのクリスマスでした。









東芝 dynabook Satellite T551 の故障と修理  ~そして復活へ~


約5年半ほど愛用していたノートパソコンが動かなくなった。


 T551_B.jpg(引用 東芝


dynabook Satellite T551 という型番でインテル® Core™ i7-2630QM (4コア)のCPUを搭載している。


症状としては、使用中に度々突然電源が落ちるということを繰り返していたため

何となくハードディスクのチェック(chkdsk)をしてみた所、また電源が落ちて以降起動しなくなった

というもの。

電源とバッテリーのランプは点灯するももの、画面には何も写らずHDDへのアクセスも無いようで

うんともすんとも言わない状況。



いつもならば壊れた家電製品はソッコーで分解して調べているので

今回もある程度は分解をしてみようと試みたんだけれども

買った時は10万くらいしたということもあって 途中で思い直し

メーカーの修理サポートを利用してみることにしました。



送った先は東芝PC集中修理センタというところ。


あらかじめネット上で軽い診断と対処ができたが、残念ながらいずれも効果が無く

そのままメーカー修理を申し込み。


便利なもので次の日には宅配業者が専用のダンボールと共に家まで回収にきてくれて

数日後にメーカーの修理見積もりのメールが届きました。



その内容は

・ メイン基板の交換           

・ 電源用スイッチケーブルの交換     

・ HDDのリカバリ作業            

・ 基本工賃

となっていて合計代金は42000円くらいとなっていた。


これは正直いってちょっと高いなと。

内容を見ると適正なのかなとも思うけど、3万以下なら頼もうと思っていたので

あえなくキャンセルすることにしました。


ちなみにキャンセルの場合は診断料として4,320円かかります。





パソコン修理 (15)


というわけで戻ってきたMYパソコン。

心置きなく分解してみることにする。



とりあえずメーカー診断を頼んだ結果をみて故障部位の特定はある程度できてるのだ!

という自信を持って修理に当たれるのでやれるだけ頑張ってみます。





参考にしたのが海外のサイトでコチラ


どうやら自分のPCは海外では Toshiba Satellite P750 という型番で販売されていたらしい

というのを必死こいて突き止め、分解の手順を丁寧に解説しているサイトにたどり着いた。


よく見ると意外と簡単な構造になっていてさくさくと分解できました。




パソコン修理 (14)




キーボードを裏返すと無数の指紋を発見。

どうやらメーカーさんもちゃんと開腹して調べてくれていたもよう。




パソコン修理 (13)




分解して最初に手をつけてみようと思っていたクーラーファンを見ると

なんとすでに丁寧に掃除されている。



そういえば見積もりにはCPUもメモリもHDDもファンも交換対象ではなかった。

察するに個別のパーツごとにきちんと診断がなされてるようです。

やるな東芝。




パソコン修理 (16)




中央にあるのがWIFIのパーツとアンテナでケーブルがディスプレイの方へと繋がっています。


左上の緑線で囲んだのが交換対象になっていた電源スイッチケーブルだけど、

見たところ特に異常はなし。


後でわかったのが、「電源が度々勝手に落ちる」という症状の場合に

これのスイッチ部分の劣化が原因の場合があるらしい。

念のための要交換だったのでしょう。



それより、画像の上部の赤丸部分に注目すると何となく変な穴があいているのが

わかるだろうか。
  



パソコン修理 (4)





拡大するとこんな感じ。

最初はこれなんだろなくらいに思っていたのだけど、

その後各部点検していたときにこの穴の位置にあたるカバーを見ていたところ




パソコン修理 (17)





なんと基板上のチップコンデンサが丸焦げになっていました。


「原因はこれか!」


ということで取り外してみると




パソコン修理 (6)




すごく小さい部品であるのがわかると思うけど、取り外した状態で

ショートしていた。


これに電流が流れすぎて焦げて上の画像部分にも穴が空いてしまったようです。


とりあえずキレイにアルコールで清掃してから、その辺に転がっていたジャンク基板より

似たようなチップコンデンサを付けてあげた。(容量は適当)



「まさかこれで直ったりして。でもメイン基板じゃないし、診断ではなぜ見落とされた?」


と、ちょっと思ったので仮接続して起動を試みるも状態は変わらず。


ショートしていた基板はタッチセンサースイッチの基板で、あまり使わない部分でした。

この基板を接続してもしなくても変わらないので起動しない原因は他にあるようです。



メーカー診断ではメイン基板の故障とありましたので集中的に見てみることにします。





パソコン修理 (9)





こちらがメイン基板。マザーボードとも言うよね。

まだヒートシンクが付いてる。


色々検索した結果、怪しげなとこからみていく。

・ まずはCMOS用電池 → 異常なし。

・ 焦げてる部品は → 特に無し。

・ 導通があるコンデンサを探してみる → 無数にある!




パソコン修理 (2)







試しに基板からそのコンデンサを外してみると、異常はない。

まだ基板側で1~5Ωあたりで導通している。

ほぼ全ての怪しいコンデンサをあたっていくが不良品はない。



どういうことなんだこれは…



ここからさらに苦悩の日々が始まる。



時間を見つけては細かい部品までチェックしながら一週間が過ぎる。


そんな中、ふとマザーボードの型番(LA-6831P)を検索してみると、なんと回路図が見つかった。




LA-6831P sch






うん、よくわからないね!


しかし唯一の手がかりなのでよくよく見ていくと気になる部分が






LA-6831P sch 2







どうやらコンデンサと並列に0Ω抵抗(ジャンパー)がある気がする。

画像左側にある 「  R71  0_0402_5%  」  の所。


これは  0Ωの  0402サイズの   5%抵抗  ってことではなかろうか。

そりゃテスターで当たれば導通ありになっちゃいますね。

これはこの状態で正常ってことになると思うべきかな。




ただそうなってくると状況はますます混迷を極めてくる。



ひょっとしてはんだ割れがあるのかなと思って色々探したり、

拡大鏡でメイン基板の表や裏をあちこちチェックしていたら

部品が外れかけたりしたので修正したりとなんだか更に壊しているのか何なのか。




たくさん使われているIC(集積回路)を片っ端から検索してみても

特に異常のありそうな物も見つからないし。

意外にも回路図と型番の違う物も多くあったのでさらに混乱したり。




さらに一週間ほどたった頃、できることが無くなってきたので

とりあえずもう電源でも繋いでみて、どの電圧がおかしいのか見てみよう

と思い立って、ひとまずACアダプタを繋いでみると

スイッチを入れて無くても各所に電圧が掛かっているのがわかった。



そしてスイッチを入れてみるとランプが点いて5秒程で勝手に電源が落ちてしまった。


「やっぱり更に壊れちゃったのかもしれない」



スイッチオンの電圧を見たくても全然見せてもらえない。



そこでふと、CPUとメモリをマザーボードから外しておいたのを思い出したので

両方とも付けた状態でスイッチを押してみると



ブーン … ブーーーーーーン!!! 


と、確認の為に付けていたファンが勢いよく回りだした。



とにかくびっくりしたので一度強制終了した。



「まさか、起動してる??」


と思ったのでディスプレイやらHDDやら諸々仮接続してスイッチを押すと

なんとそこには見慣れたdynabookの文字が!


そのまま見ているとチェックディスクを再開しますか?的な表示がでたので

スキップを選択する。


たぶんチェックディスク中に電源が落ちたからかな、と思いつつ眺めていたら






パソコン修理 (1)





久しぶりにデスクトップ画面が帰って参りました。





でもなんで直ったの?  




自分のやったことを振り返ってみると一つの可能性が浮かんできた。


それはあの外れかけてた部品が原因だったのではないかということだった。





パソコン修理 (9)2





↑の画像の黄色の丸で囲んだところには、ヒートシンクの下にインダクタ(コイル)がある。


恐らく熱を持つコイルなので電源系だと思って回路図を見直してみると、






LA-6831P sch 3






画像上のほうにある PL402 と書いてある部分が、+1.05VS_VCCP と繋がっている。

これはCPUに繋がる電源の一部であるだろうというのがわかった。

CPUに電源が来ていなかったらBIOSも立ち上がらないのもうなずける気がする。




とにかく色んなチップ部品を外したり、また付けたり検査したりしていた時に

ふと片足の浮いたコイルがあったので何気なくはんだ付けし直していたのです。


その時は完全に自分がいじったせいで外れた部品だと思ってた。

画像を見直してもヒートシンクの圧が掛かりにくい場所にあるようなので

熱による影響が大きくてはんだが割れかけてたのかもしれない。





ともかく、ほんとに前と全然変わらずに使えるようになったMYパソコン。

nogstudio始まって以来のスペシャル難易度を誇るトラブルだったけれど

奇跡的に謎の復活を遂げました。



度々突然電源が落ちるという症状の再発もなし。

これはヒートシンクとファンの清掃で冷却が効いているのも大きいと思うけど。

チェックディスクは怖くてできません。 でもいいんです、動けば。


あとはこれが一時的なものでないことを祈るばかりです。



プロフィール

Author:Nog
エフェクターやアンプの自作、
電子工作などが好き

最近は車のメンテにも
はまっています

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