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ギターアンプ 自作 その2

アンプが完成した熱気が冷めないうちにその2を。


パワーアンプはトランジスタによるSEPP回路で、入った音をストーンと

スピーカーに出すイメージで音色の調整は難しい。

電源のコンデンサの容量を増やせば低音の量感が増すかな?程度。


というわけで、プリアンプ(トーン回路)で色々やってみた。


jc-120-ch1


増幅段は3段で、初段-トーン回路-二段目-三段目となっています。

電圧増幅は二段目までで三段目はリバーブからの信号とを合成して

電流増幅するソースフォロアになる。


まず歪みの調整は考えずにトーン回路を考えた。


ギターアンプのトーン回路についてはこの方のHPを読むと良くわかる。

簡単に言うと、HPF(ハイパスフィルタ)とLPF(ローパスフィルタ)

を組み合わせて中音域(ミドル)を減衰させてドンシャリの音を作る。


これがギターの音作りの基本らしい。


世のアンプは大きく分けてFENDER型とMARSHALL型とその他になる。

だいたいのものは抵抗とコンデンサによるパッシブ回路で定数なども近いものが多い。

FENDER型とMARSHALL型は兄弟みたいなものだが定数の違いで音の傾向が

はっきり違う。


tone-1.jpg

これは FENDERのPrinceton_Reverb のトーン回路部分だけど、どういう作用をしているかというと



tone-2

こんな感じらしい。

まずC29の250pFとR54の250KΩでHPF

  R48の100KΩとC23の0.047uFでLPF

C24の0.1uFはDCをカットしてあるらしいがよくわからない。

むしろ2つのLPFのバランスをBASSのボリュームでとっているようにも見えるかも。


R52の6.8KΩは減衰されたミドル成分をどれだけアースに落とすかを

決めていて、ここに10KΩや25KΩのボリュームが使われるのが多い。


周波数のグラフで見ると

tone-3


各定数を変化させるとここの下り坂のラインが変わってくる。


HPFでは中高域の調整で、FENDERは250pF、MARSHALLは470pF、JC-120は150pF 250KΩは同じ。

数値が小さいと硬い音がより残ってクリーン音がきれいだが、歪ませたときに

ちょっと耳が痛い感じがする。


LPFでは中低域の調整で、FENDERは100KΩ、MARSHALLは33KΩ、JC-120は150KΩ

コンデンサの容量も合わせて大きいと減衰が多くなる。

中低域を残すとモワっとした音で迫力があり歪んだ音がカッコよく聞こえるが

クリーンではもっさりした感じになる。



演奏する音楽のジャンルや出したい音から導くのが一番だが、たまたま手持ちの

ボリュームではMARSHALLの定数でしか作れなくて、とりあえず組んでみたら

なんだかMARSHALLよりさらにもっさりした感じになってしまった。


スピーカーとの相性なのか使いまわした抵抗のせいなのか

さっぱりわからないが、とりあえず470pFを330pFに 33kΩを47kΩにして

お茶を濁した感じになった。



アンプで演奏するよりアンプを作るほうが楽しいという本末転倒ぶりは

まだまだ続きそうかなぁ。



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Nog

Author:Nog
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電子工作などが好き

最近は車のメンテに
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