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L175Sムーヴにスタビライザーを取り付けたよ


今回の作業はいわば念願のといっても過言ではないものであった。


思えば4、5年ほど前だろうか。

ムーヴや他の車種にスタビライザーを付けたといったネット記事を目にして

後付けができるのかと学んだあの日から、いつも頭の片隅にあったのだった。



前回のサスペンション交換も結構大変な作業だったのは記憶に新しいが、

今回の「スタビライザー取り付け」もなかなかのものだった。




と、前置きはこのぐらいにして作業にいっちゃいましょう。

とりあえず、素人が独自にやってることなので悪しからず。

準備と確認は抜かりがないようにしよう。






スタビと (23)





ジャッキアップ恐怖症を発症しているのでここまで超慎重に作業します。

改良した自作ジャッキアダプタの具合はばっちりだったよ。


スタビライザーをとりつけするのに何が大変かっていうとそれはただ一つ、

隙間が狭いってことなんだよね。


隙間というのはボディ床面とサスペンションメンバーといわれる部品の間のこと。





フロントサスペンション
「引用 ダイハツムーヴ分解調査




画像中央の黒いでっかい部品がサスペンションメンバーで

その上面の横向きに乗っている黒い棒がスタビライザー。 左右のストラットに繋がる。


通常、メンバーとボディはくっついていてわずかな隙間しかない。

このメンバーの上側にスタビを通らせないといけないもんだから苦労する。

だからメンバーをボディから離すために少し下に下げます。


その為に外すボルトは下側から17mmを前後2つ、後ろ14mmを一つの左右分で6個。

上側からステアリングラックという部品を固定する14mmを左右二つずつの4個。

合計で10個になる。






スタビと (21)




ボルトを緩める前に、メンバーの下側に吊られているマフラーのステーをブッシュから

外しておきます。

これを忘れるとマフラーが曲がっちゃうかも。



スタビと (15)




今回も工具を追加しました。

SK11のストロングウォータープライヤー。

初めて使ったので微妙に扱いづらかったかな。まあ普通のプライヤーでも問題なし。

こいつでステーを押し出して外します。



次にメンバーのジャッキアップポイントにジャッキを当ててメンバーを軽く支える。

急に落ちないようにする為だね。






スタビと (19)







そしたらやっとボルトを緩めるけども、とにかく固いうえに体勢も微妙でツライのよ。

↑画像は前右の17mmのボルト。 狭くて柄の長い工具が使いづらいので、下のロワアームに空いている

穴の下からエクステンションをつけて延長して緩める。

一度緩めば柄の短いラチェットで回せるようになる。 これを左右で行う。

ただし抜け切らない程度で留めておく。

メンバーの位置が大きくずれて再びボルトを入れる際に苦労しないようにね。





スタビと (20)






これはメンバーの後ろ側にある17mmと14mmのボルトかな。

この辺はアクセスしやすいので緩めやすいけど、一発目はなかなか力が要りますね。

長めの工具があればなんとかなる。 めっちゃ手が痛くて、インパクトレンチがほんとに

欲しくなった。

ここも17mmはまだ外してしまわないように。14mmは外します。






スタビと (14)





画像中央にあるのがSK11のソケットアダプター。

今回はお得なセット品を購入。

これがあると12.7sqのホイールレンチで9.5sqのソケットが使えたり、エクステンションが

使えたりと作業の幅が大いに広がる。






スタビと (13)




今回の作業でまず最初の難所となるのがこちらメンバーの上面に固定されている

ステアリングギアボックスの固定ボルト14mm。


かなり奥まった所にあって普通のレンチでは届いても回すことは難しいと思う。

ここで行き詰って一回目の挑戦では諦めることになってしまった。


ので日を改めてKTCの超ロングストレートメガネレンチ(330mm)を購入した。

そして邪魔なエンジンカバーも外して再トライ。

↓の画像ではやっと緩めることができた様子。 まあ固かった。






スタビと (12)





だいたいこれを4つ緩めるのに1時間以上は掛かった気もする。

メンバーを少し下げてできたらもっと早くできると思うけど、

それでギアボックスにダメージが来ないのかの確証もなかったので

安全を重視してそのままで作業することにした。



スタビと (18)



ここでまた便利グッズの紹介。

狭い所での作業に大きく役立つのがこちらの

SK11 フレックスロックギアラチェットレンチです。

首振り角度を変更し、固定もできるコンパクトなギアラチェで、ギアも72枚と細かいので

ちょっとずつしか回せなくても大丈夫。


今回の作業にはこのギアラチェと超ロングレンチは必須といっても過言ではないと

つくづく思いました。 道具って大事ね。

ちなみに自分がAmazonでよく注文するSK11の読みは「エスケーイチイチ」。

公式HPを見るまではジュウイチって呼んでたわ。





スタビと (10)




ギアボックスのボルトを外したらメンバー後ろ側の17mm二つを抜く。

そしてジャッキを少しずつ下げていくとこの↑くらいの隙間ができます。

マフラーに当たらないよう注意。



スタビと (11)




ボルトを抜いた時に、ちょっとこれはあんまりにもサビ過ぎじゃね? と思ったけど

予備も無いので、真鍮ブラシで掃除してとりあえず使うことにしましたよ。 怖いな。


本来はメンバーのボルトは再使用が不可になっているらしい。

そのうち品番を調べてモノタロウで注文しようかな。



で、やっとスタビを入れようということになるんですが





sutabilize.jpg




ダイハツ キャスト L260S(4WD) 用スタビライザーです。 ヤフオクで仕入れました。

実はだいぶ前に落札していて、うちの小屋で数ヶ月間寝かしておいたものです。


なぜにキャスト? なぜに4WD? と思うでしょうね。


ダイハツのパーツは流用できるものがたくさんあるので自己責任で使うことも

可能なんですよ。


たまたまオークションの画像を見たときにピーンときました。

「んっ?これはL175SムーヴRSのスタビと同じじゃないか?」


ネット上にあるムーヴ用のスタビの写真を見まくっていたので




sutabikensyou.jpg





厳正かつ詳細な画像診断によりまず間違いないという結論に至りました。(笑)


そして競合する相手もなく3000円でスタビ本体、ブッシュ、ステー、ボルトを手に入れました。

しかも使用期間一年未満のものです。


ちなみにスタビの純正品番は 「 48811-B2070 」 で、 シャフト径 22φ です。

この品番でGoogle検索すると、ダイハツがトヨタにOEM供給している

コンテL575 と ウェイクLA710(4WD) との適合がAmazonで確認できます。


まあヤフオクでサスペンションメンバーを見比べてみたらキャストの4WDと

L175ムーヴのもまったく同じだったというわけなんですよね。



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(追記)

おそらくL175Sに付く(流用)であろうスタビライザー バーには、もう一つ設定があって

その品番は 「 48811-B2060 」 というのがあります。


ミラカスタムRS(ターボ)用のもので、シャフト径 20φの物です。

これはLA160S(4WD)のNA用としても設定されているもよう。


まとめると、

 「 48811-B2060 」  20φ

 「 48811-B2070 」  22φ


ムーヴ号に付けたスタビは 22φ の物だったので、L175Sのターボ用で間違いないようです。



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このお得に手に入れたスタビを隙間に通すのが次なる難所で

棒が複雑に曲がっているのでまったくすんなり入らない。

車体を高めにジャッキアップすればもう少し楽かな~とも思ったけど

怖いのでそれも無理。


一時間近く粘ってもだめだったので思い切ってマフラーも切り離して下げることで

メンバーをもう少し下げるようにしました。






スタビと (8)





エンジンの触媒とフロントパイプを留めているボルト14mm二つを切り離します。

パキッという音と共に緩みました。

O2センサーのカプラーも外します。

するとマフラーがぶらーんとなるのでボルトを片側だけ浅く留めておき固定。



この辺に来てようやく気が付きました。


「こりゃ業者に頼むレベルだな」  不安要素多すぎ~!



でもここまで来たので後戻りせずやっつけちゃいましょう。

マフラーを外すと更にメンバーが下げられるのでスタビを入れやすくなります。

それでも他のところで繋がっているので完全には降りません。

ジャッキも外して大丈夫。





スタビと (9)





ガコガコとしばらく押したり引いたりしてたら、ガコン!と所定の位置に収まりました。

これでやっと峠は越えたなって感じ。




ひとまずスタビのブッシュ、ステーを付けてボルトを仮留めします。

下調べではねじ穴が錆びてて入れにくいとかいう記事もあったけど

自分のはすんなり入りました。





スタビと (7)






こっからは折り返しで外したものを取り付けていく。

ふたたびジャッキでメンバーを支えつつ下側からのボルトを付ける。

ちょっと上げては各ボルトを少しづつ締めて偏りがでないように。


ほぼ上がったかなというところで本締めの前にギアボックスの14mmボルトを取り付ける。

一本だけねじが入りづらかったのでまたちょっと下からのボルトを緩めてみたり、

メンバーをゆすってみたりしつつ入れました。

そして先に本締めする。  14mm-44N・m


次にジャッキをさらに上げてメンバーをボディに密着させてから、下からのボルトを本締めする。

17mm-87N・m    14mm-44N・m



マフラーのボルトも取り付け   14mm-44N・m

カプラーも付ける。





スタビと (6)





締め忘れがないか確認したらスタビリンクを付けます。

用意したのは GMBの純正同等品です。


モノタロウの商品画像が純正と同じシルバーになってたので注文したら

届いたのは真っ黒のものでした。(愕然)

機能に問題はないと思うけど。






スタビと (5)





上下のナットを仮留めしたら先にスタビブッシュのボルトを本締め  12mm-20N・m

次にリンクのナットを本締め   14mm-44N・m

ナットとボルトの共回りを防ぐ為に6角の穴があるけども、

ボールジョイントがしっかりしているのか共回りもせず、ソケットが使えた。




スタビと (4)




ついでなんでさわったボルトにはシャシブラックを塗布しておきましょう。

あちこち工具が当たったとこなんかも塗ります。




スタビと (2)



ストラットのボルトにも塗ってあげました。





スタビと (1)





最後にタイヤを付けて終了となります。



今回も作業は大変で6時間近く掛かりました。

とにかくジャッキアップ、ダウンは慎重に作業したし、ハンドツールのみなので

体に負担が掛からないようのんびりやったからですね。


あの狭いギアボックスの所だけで2時間は要していると思う。あれはもうやだわ。



{それからこの記事を書いている時点でミスに気が付きました。

スタビブッシュのボルトの取り付けトルクが20N・mになっているけど

実際には勘違いして13.5N・mで作業してしまっていました。後で増し締めが必要です。}

ブログ書いてたから気付いたよ。良かった~。




そして肝心のスタビの効果はどんなもんかというと、何日か乗ってみた結果

「車体のロールの減少」がまずありました。


カーブや交差点などで曲がる時にぐらっときてた傾きが少なくなり安定感が増す。

これは想定内だったけど実際に体験するとやっぱいいね。



しかもその結果 「ナチュラルにハンドル操作性の向上」という効果がみられました。


こっちは想定外だったけど車がロールしなくなると、ハンドル操作に遅れずに曲がっていくような

感覚になってこれもまた良し。


もちろんわずかながら路面状態が悪い所では揺すられ感が増すという副作用も

なんとなく感じました。  あれっ?前より揺れてる? ってくらい。

これは独立懸架の方が悪路に強いから仕方ないね。


まぁ、いずれの変化もバネとダンパーを変えた時程のものではないけれど、

さすが純正ともいえる自然さ。これが良いんだよね。



こんだけの効果があるから現行のムーヴには全車標準装備なのも納得だね。


その現行のムーヴにはリアもスタビが付いているけど、トーションビームの中に溶接する形で

付いているから、スタビだけの部品の設定がない。これはL175Sも同じ。


ということでL175Sに付けれるのはアフターパーツメーカーの

D-SPORTとクスコからそれぞれ発売されているリアスタビのみとなっている。


これがまた高くて2万くらいするんだよな~。

中古品もほぼ無いと思う。


まぁまたしばらくこの乗り心地を味わってから考えましょう。

なんといっても自分でやったという満足感もあるし。

それがまた楽しいんだよね。



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Author:Nog
エフェクターやアンプの自作、
電子工作などが好き

最近は車のメンテに
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